ミノ・ハチノス・センマイ・ギアラ

牛の胃袋としてミノ・ハチノス・センマイ・ギアラの4つがある。 

生物学的には、胃はギアラ(第4の胃)だけで、後の3つは食道が反芻のために変化したものだという。 

まあ、食道だろうが胃だろうが、あるいは腸でも横隔膜でも美味しくいただくだけだが。 

横隔膜(ハラミ)が好みだが、話題と異なるので割愛しよう。 

 

ミノは最初に食物が入るとろこだが、それは貯蔵庫であり、反芻のための入れ物である。 

ここに入った食物は後に口に戻され、再咀嚼され、ハチノスに送られる。 

 

ハチノスでは発酵が主な作業となる。 

植物から栄養を摂るだけでなく、微生物を培養し、それも栄養とするためだ。 

名前の通り、六角形の出っ張りがあり、蜂の巣状をしている。 

 

センマイはヒダヒダ(ヒラヒラ)の第三の胃で、ここでは選別が主な作業となり、小さなものは次の胃へ、大きなものは前に戻される。 

刺身で酢味噌などで食すことが多いが、ちゃんとした処理がされていないと臭い。 

 

ギアラは胃液を分泌する本来の胃である。 

見た目もハチノスやセンマイのように悪くなく、ミノより柔らかく、焼き肉にして美味い。 

 

 

私の好みは ギアラ>ミノ>センマイ>ハチノス である。 

まあ、見た目(形状・色)もかなり関係しての順位だが。 

 

ホルモンをして男の食い物という。 

見た目やら出所(内臓だが)やらから、婦女子が敬遠するためかもしれない。 

ホルモンとは放るもん(捨てるもの)という言葉から来ているとされる。 

江戸時代、マグロの大トロは捨てる部位だったというのを思い出す。 

 

 

ハラミやカルビとなると、流石にこれらより上になるだろう。 

ロースはミノと同等か下だ。 

焼き肉でのロースは美味くない。(少なくとも男の食い物とは呼べない) 

 

いわゆる焼き肉というのは上等な部位を食べるものではなく、アバラの周りや内臓などを食べるためのものだと思う。 

ロースはステーキとか、すき焼きやしゃぶしゃぶの方が美味いのではないだろうか。 

 

 

レバーの生食は禁止方向であり、生肉も自粛方向だろう。 

センマイはどうなのだろうか。 

一番危なそう(菌が繁殖しそうという意味で)だが・・・ 

ともあれ、生食にはリスクがあるのは確かである。 

外食であっても自己責任で食べなければならない。 

責任が店にあるとしても、死んでからでは遅いのだ。 

 

スーパーで売っているボイルされた豚の腸(白モツ)すら信用してはいけない。 

私は、よく洗って、ゆでこぼして、更に洗ってから使用する。 

臭みも減り、除菌・殺菌にもなる。 

スーパーで売っていても、腸の内容物が残っていることがあるのだ。 

実際、洗っているとそういうものが出てくる。(未消化の植物の茎など) 

腸は食べても、腸の内容物は食べたくない。 

 

 

また、狂牛病での危険部位もある。 

脳・骨(脊髄・骨髄)・目、小腸の一部(盲腸から2メートル)などは危険部位とされる。 

日本では、舌(牛タン)・ほほ肉は可食部位だ。 

しかし、腸の全て・舌・ほほ肉を危険部位とする国際機関や国もある。 

 

ある程度の年齢になれば、これもさほど怖いことでもないが、子供にはどうだろうか。 

ユッケを食べて死亡した中に子供もいたが、食べるのが悪いとは思わないし、食べさせたのが悪いとも思わない。 

安全なものだと思っていたから食べさせたのであって、死の可能性があったなら誰も食べさせなかっただろうからだ。 

 

だが、狂牛病危険部位はそれとは違う。 

海外の発症例(人間の)を見ると、子供の頃に食べたであろう年齢での発症が目立つ。 

成長過程での摂取が発症に繋がりやすいのではないだろうか。 

日本で大丈夫としていても、国際機関や他国で危険とされている部位をあえて食べさせることもないだろう。 

また、腸がダメで胃は大丈夫というのも妙な話ではなかろうか。 

もしかすると、タイトルの部位も食べさせない方が良かったとなるかもしれない。 

 


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